『おおかみとしちひきのこやぎ』(6分33秒)
朗読: KAZ(当時2歳)
指導/補助: ツギコ母さん(当時31歳) (ストーリー(活字))
1972年、2歳半ばのKAZが絵本を朗読している貴重な音源(カセットテープ)を引っ張り出してデジタル化しました。読んでいるのは『おおかみとしちひきのこやぎ』。我ながらかわいいので載せちゃいます。
『おおかみとしちひきのこやぎ』はグリム童話のひとつ。KAZが2歳の頃のお気に入りの絵本でした。ツギコ母さんに何度も読んでもらっているうちにストーリーとセリフを覚えてしまったようです。まだ文字が読めない年齢なのでページの「絵」を見て読んで(しゃべって?)ます。子供の能力は素晴らしいですね。35年たった現在(2007年)は残念ながらそんなすてきな能力はすっかり退化してしまいました…。
当時三重県に住んでいた親戚の家に遊びにいったときの録音です。出先でちょっと緊張していたせいか調子が出なかったようです。いつもはもっとスムーズに読んでいたとのちに母から聞いています。どうも早く終わらせてしまいたかったようで、途中、ぐずついたりため息をついたり何度か「おーわーり」と言いかけて終わらせようとしますが、がんばって最後まで読んでます。KAZ本人は「おい、こなや、たべられたくなかったらおとなしくしろ!」と凄味をきかせたセリフを言うところが好きです。最後の最後にため息をついて終わっているのがこれまたかわいい!
まだビデオカメラなんか一般の家庭にはない時代、映像はもとより若き(幼き)日のKAZの肉声はこれ以外にはほとんど残っていません。カセットテープが劣化しちゃう前にデジタル化できてよかった。これで長持ち!37歳の今でも絵本の様子はまだ覚えています。あの本はどこへいったのかなあ?
付録: KAZの口ぐせ(1秒) - 同じカセットテープに入っていた当時のKAZの口ぐせ。誰がこんな言葉を教えたのでしょうか?冗談じゃありませんよ!
[2007]