読んだ見た聴いた 2006

KAZKAOが最近読んだ本、見た映画、聴いた音楽などです。特にニュースがなかったときに代わりに更新してます。

紅白歌合戦

TV NHK

2006年12月31日 TV 放送を見た

アメリカでも日本のテレビ放送の一部を見ることができます。普段は日本の放送はいっさい見ないようにているんですが、今日は特別、日本の伝統的年末行事のひとつ紅白歌合戦を大晦日の昼間に見ました。お母さんを亡くして間もないという和田アキ子が涙をこらえて最後まで歌った『マザー』は圧巻でした。ゴスペラーズが歌ったKAZの好きな歌『ふるさと』もよかった。日本にはいい歌がいっぱいあるんだなと感じます。英語にはマネできない豊かな表現をもつ日本語が武器ですね。

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White Christmas

MUSIC Bing Crosby

2006年12月 CD を購入

クリスマスソングの定番中の定番 CD ということで買ってみました。リリースは1942年、かなり古いものですが、この作品はアメリカではその後約20年間に渡り毎年クリスマスシーズンになるとチャートにランクインし、世界中で少なくとも4,500万枚売れたようです(すげえ〜)。おそらく日本でも誰でも一度は耳にしている歌声だと思います。♪(太い声で)I'm dreaming of a white Christmas. Just like the ones I used to know 〜。

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男たちの大和/YAMATO

MOVIE 2005年 日本

2006年9月 DVD を購入

KAOが日本出張のお土産に買ってきてくれた DVD を見ました。先立って長渕剛の YAMATO の CD を聴いていたので観るのがとても楽しみでした。

当時の日本人はその顔つきが現代のものとは違うように思います。KAZの観点からは現代では甲子園球児たちの顔つきがもっとも当時の青年(兵)に近いと思うんですが、この映画の中では中村獅童がいい顔していたなぁと思います。反町隆史はダメだぁ。球児といえば長嶋一茂が大尉役として出てきますよ。「敗れて目覚める」しかない日本のために大和と共に散っていきます。

角川春樹が個人資産も含めてかなりのお金を出したようです。「初めて本気で作りたいと思って作った映画」だそうです。そう聞くと今までの作品は練習だったんかい?と角川ファンの人は言いたくなっちゃうでしょうね。ビジネス的成功を度外視して作った、という意味でしょうけどね。何はともあれ見ておいてよかったと思える一作です。

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Lost in Translation

MOVIE 監督: Sofia Coppola 2003年 アメリカ

2006年9月 Robert から長い間借りっぱなしの DVD を見た

アメリカ人映画スターが CM 撮影で日本を訪れた際に言葉の壁から感じる戸惑いや孤独を描いています。 ストーリーはどうということなく単純、理解するというよりは感じる映画なので英語でも大丈夫でした(日本語もいっぱい出てきたし)。アメリカ映画で日本が描かれる場合、現代のものでなかったり極端に大げさだったりしますがこの映画ではそういったことがなく自然な感じに映っているように思います。ロケーションはすべて日本、主に東京です。東京の大都会っぷりだけでなく、美しい富士山、京都の伝統的な日本も外国人に見えるかたちで撮られています。監督 Sofia Coppola (Francis Ford Coppola の娘さん)の来日時の実体験を元にしたものだそうです。KAOが日本出張で不在の間にKAZがひとりで見ました。

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Now 22

MUSIC Various Artists

2006年8月 CD を購入

いろんなアメリカのアーティストの歌が20曲入っています。KAZはこの CD の中では Daniel Powter の Bad Day がお気に入りかな。

Image: Now 22

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YAMATO

MUSIC 長渕剛

2006年8月 CD を購入

日本へ出張したKAOがお土産に買ってきてくれました。その名のとおり「大和」をテーマに選曲された2枚組。新曲 "Close Your Eyes" と "YAMATO" の2曲は DVD 映像付き。KAZは渡米して約1年半近く日本の音楽を意識して聴かないままでしたがこの度初めて解禁しました。解禁第一号にふさわしい作品だと思います。

KAZは世界に知ってほしい日本のミュージシャンの筆頭に長渕剛を挙げます。サザンオールスターズでも B'z でも小室哲哉でも Orange Range でもモーニング娘。でもなく長渕剛です。日本代表に長渕剛!皆さんご賛同いただけますか?彼の詩を別の言語で正確に伝えるには難しそうですけどね、それでも彼の場合は伝わっちゃいそうな気がします。彼の歌を聴くとほんとうに「日本を愛しているんだなぁ」と感じます。愛しているが故に苛立ち叫んでいるのでしょう。そして私KAZも日本をたまらなく愛していますよ、アメリカに住むようになってよりいっそう強くそう感じます。ホントに。ヨーソロー!

収録24曲中ほとんどはすでに知った曲なんですけど以下、あらためて響いたフレーズ10個をここに引用!

  • 『平和な国だね』と 友に語れば / 「堅い話はおよし」と 誰もが すり抜けた (Japan)
  • 俺の祖国 日本よ! どうかアメリカに溶けないでくれ! / 誰もが我が子を愛するように (親知らず)
  • 「日本も今じゃクラゲになっちまった」と笑ってた (西新宿の親父の唄)
  • 日の丸と星条旗に僕は尋ねてみたい / 戦争と銭(かね)はどうしても必要ですか? / 広島と長崎が吠えている / 「もう嫌だ!」と 泣き叫んでいる (静かなるアフガン)
  • みょうに 小利口な奴を 見ると腹が立ち / 口にできねえ もどかしさを わかってくれと (俺の太陽)
  • アジアの中の / 日本という小さな島国は / 私の少年よりもっと貧しくなったみたいだ (ふるさと)
  • それでも この国を / たまらなく 愛しているから / もう一度 生まれ変わったら / 私の名を 呼んでください (Close Your Eyes)
  • 東の空では若者が自由と戦っているのに / 原宿ホコ天通りじゃ 自由をもて遊んでる (お家へ帰ろう)
  • 尽きせぬ自由は がんじがらめの不自由さの中にある (Stay Dream)
  • 幸せはなるものじゃなく 感じるものだ / 明日からお前が舵を取れ! / ヨーソロー! (Captain of the Ship)

角川春樹が映画『男たちの大和/YAMATO』の主題歌を誰に託すべきか迷っていて長渕の曲にぶつかったそうです。このふたり、顔を合わせてからかなり意気投合したようでその後長渕は角川のことを「兄貴」と呼ぶようになったそうです。今度はこの映画が見たいなぁ。

Image: YAMATO

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A Bug's Life

MOVIE 1998年 アメリカ

2006年6月 TV で見た

CG を駆使したアリンコの世界のお話。1998年ですでにこんなにみごとな CG 作品があったんだっけ?とあらためて驚きました。Disney の映画の英語はきれいな言葉なので比較的わかりやすいです。子供向けだし。KAOが日本へ出張している間にKAZがひとりで見ました。子供向け映画とはいえ「うん、これならわかるぞ」とひと時でも自信を持てることは精神衛生上良いことです。

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1.22.03.Acoustic

MUSIC Maroon 5

2006年5月 CD を購入

1年前にアメリカへ来たばかりの頃にラジオでこの Maroon 5 の "This Love" という曲が頻繁に流れていました。数ヶ月経ってもラジオ局を変えてもしょっちゅう繰り返し流れていたので、アメリカではヒット曲の入れ替わりが遅いのかと思ったほどでした。それほどの大ヒットだったようです。今回購入したのは Acoustic Live のアルバム、そのつもりじゃなかったけど間違えて買ってしまいました。

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Harry Potter and the Sorcerer's Stone

BOOK J. K. Rowling Scholastic

2006年5月 買って読んだ

先にテレビで放映された映画を見ていたのでなんとか最後まで読み通すことができました。先に映像を見ていなかったら駅の壁を通り抜けたり、Quidditch という魔法の国のスポーツをするシーン、大きなチェス盤で Harry たちが闘うシーンなどはイメージが難しかったと思います。

KAZの今の能力だとこの本の1ページを読むのに約2~3分かかります。全部で300ページあります。でも読み始めの頃はおよそ4~5分かかっていました。読み始めはともかく、辞書はほとんど引かずに読み進みます。読んでいるうちにわかるようになることも多いので、今は小さなことにはこだわらず英文に慣れることを目的に読んでいます。それにしても、読んだり読まなかったりの期間があったにせよ読み終えるまで4ヶ月もかかったのは長過ぎたかな(1月に購入)。

なぜ難しいファンタジーものを選んで読んだかというと、アメリカ人の友人 Thomas が「簡単だ」と薦めてくれたからです。

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American Idiot

Music Green Day

2006年3月 CD を購入

たまには新しい音楽を、と思ってレコード屋さん(レコードは置いてませんでしたが)で適当に探して $13.99 で買ってきました。こちらの CD は安いです。アメリカへ来て1年近く経とうとしていますが、これがアメリカで買った初めての CD となりました。普段音楽に接していないわけではないのですが、考えてみると CD の購入にいたっては日本を発つさらに1年前の2004年3月以来まる2年ぶり、そんなことに驚いてしまいました。

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Harry Potter and the Sorcerer's Stone

MOVIE 監督: Chris Columbus 2001年 アメリカ

2006年2月 TV で見た

今頃になって Harry Potter の第一作を初めて見ました。実はKAZはこの作品の「本」を英語で読んでいる最中です。ちょうどいいタイミングでテレビで放映されたので見てみました。ファンタジー作品の本を読むのを難しく感じていたところに、映画がイメージをわかせてくれる手伝いをしてくれました。

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ニュー・シネマ・パラダイス 15周年メモリアル・コレクション

MOVIE 監督: ジュゼッペ・トルナトーレ 1989年 イタリア/フランス

2006年1月 DVD を購入

KAZがいちばん好きな映画。すでに DVD を持っていたんですが、今回購入したのはその完全コレクション版。2時間版と3時間版が両方入っています。

今回は映画そのものよりも、サブチャンネルでトルナトーレ監督が語るコメンタリーを見て楽しみました。2時間版を公開するにあたってどんな思いでどのシーンをカットしたのかや、トト役の少年をどうやって見つけたかなど興味深い話が聞けて、もうひとつのストーリーを知ったような気がします。

この DVD は1万本限定生産、DVD 以外にもいくつかの特典が付いています。アメリカに渡る前に日本でこの DVD を買っておかなかったのが悔やまれていたので、KAOが日本に帰った際に買ってきてもらいました。KAZのシリアルナンバーは "008525" です。売り切れないうちに手に入れられてよかった〜。

関連記事: 読んだ見た聴いた 2002 『ニュー・シネマ・パラダイス』

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