読んだ見た聴いた 2009

KAZKAOが最近読んだ本、見た映画、聴いた音楽などです。特にニュースがなかったときに代わりに更新してます。

Light

Image: Matisyahu - Light

MUSIC Matisyahu

2009年12月 Amazon.com で MP3 を download

One Day という曲が気に入ったのでアルバムを聴いてみました。Matisyahu は New York のユダヤ系のレゲエ・ミュージシャンです。

アメリカの amazon.com ではコピー制限のない MP3 をダウンロード購入できます。アルバム1枚が $8 ほどで購入できます。安い!日本ではまだこういったことはできませんよね。

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Resident Evil: Extinction

MOVIE 監督: Russell Mulcahy 2007年 アメリカ

2009年11月 以前から(なぜか)持っていた Blu-Ray Disc を見た

KAOの会社のゲームが元になった映画シリーズ。買ったばかりの PlayStation 3 で見た初めての映画となりました。Blu-Ray はやっぱり映像も音響も非常に良いです。

Image: Russell Mulcahy - Resident Evil: Extinction

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Tell Me Why

Image: Tim Riley - Tell Me Why

BOOK Tim Riley

2009年9月 買って読んだ

日本では『ビートルズ全曲解説』として1988年に出ていた訳書の原本。20年前に日本語で読んでいた本を今度は英語で挑戦。音楽的観点から書かれたという意味では Beatles の解説本としては非常に評価の高い書です。でもちょっと表現が(日本語でも)難しい。以下のような感じなのです。さて、何の曲を指しているでしょう?

この曲はたとえビートルズのなかでいちばん評価の低い「レコーディング」であっても、彼らがつくりだしたなかでいちばん評価の高い曲であるのは間違いない。

ポールのもの憂げなギターのイントロとソロで歌われるメロディーが、孤独なムードを決定づける。ロマンスが、ある日突然、ただの夢に変わるという厳しい現実のなかに置きざりにされた孤独だ。二番からストリングスが入ってくると、自問自答しながら心の痛みをつのらせていく。ジョージ・マーチンの弦楽四重奏のアレンジは味わい深く、ほとんどそちらのほうに注意がいかないくらいさりげない。焦点は歌手と歌なのだ。

ティム・ライリー - ビートルズ全曲解説 (p.175)

If this song isn't the most esteemed recording the Beatles ever made, it certainly is the most celebrated song they ever produce.

The plaintive opening guitar introduction and solo verse from Paul establish a mood of complete loneliness, of being left behind in the starkest reality of all -- where romance suddenly turns into a haunting illusion. As the strings enter for the second verse, everything swells with questioning heartache. George Martin's quartet arrangement is so tasteful that it barely draws attention to itself; all the focus is on the singer and the song.

Tim Riley - Tell Me Why (p.149~150)

以上は Yesterday についての記述の一部です。

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Love

Image: The Beatles - Love

MUSIC The Beatles

2009年9月 CD を購入

REMASTER 版 CD を買ったおかげで逆にコレクションの「欠け」が目立ってしまったので埋め合わせるために Anthology 1 と合わせて購入しました。Cirque du Soleil の同名のミュージカルのサントラ盤として構成されていて、9月9日発売の REMASTER 版 CD とは違って、曲と曲をくっつけたりヴォーカルのヴォリュームやテンポを変えたり楽器を変えたりのアレンジはされまくり。でもこのアレンジがたいへん良いのです!中でも Drive My Car ~ The Word ~ What You're Doing のミックスはおみごとだし、 While My Guitar Gently Weeps にはストリングズがほどこされてまるで Yesterday のよう。ファンタジーの世界へ連れていかれた気分になります。それもこれも Beatles を知り尽くしたプロデューサー George Martin の成せる業でしょうね。また彼でなければこの「いじり」は許されないような気もします。今回は息子さんとの「共作」だそうです。2006年の発売でしたが、ベスト版のようなものと思っていたのでこれまで購入しないままでした。いやー、聴いてみてよかった。

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Anthology 1

Image: The Beatles - Anthology 1

MUSIC The Beatles

2009年9月 CD を購入

REMASTER 版 CD を買ったおかげで逆にコレクションの「欠け」が目立ってしまったので埋め合わせるために Love と合わせて購入しました。1995〜1996年にかけてリリースされた3部作の第1部(CD 2枚組)。未発表曲や別テイクなどを集めたもの。KAZはシリーズの2と3に加えてさらにドキュメンタリー映像を収めた同名の DVD (3部作6枚)まで持っているのに、なぜかこの Anthology 1 だけは購入があとまわしになったままでした。レコードデビュー前の曲も収録されていて、若いながら彼らの自信を感じられます。John の歌い方はより強いし、 Paul は20歳そこそこですでにいろんな声の出し方をマスターしていることに驚かされます。

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The Beatles Stereo Box Set (Remastered)

MUSIC The Beatles

2009年9月 CD を購入

Image: The Beatles Stereo Box Set (Remastered)

The Beatles の全曲がデジタルリマスターされてリリースされました。1987年の初の CD 化以来20年以上を経て待望のリマスタリング。リメイクではないので曲のアレンジなどには手を加えることのないまま音のクオリティが高くなっています。特にデビューから最初の4枚のアルバムはもともとモノラル録音で、今回はそれらがステレオ化されています(値段の高いモノラル版セットも同日、限定生産で発売されています)。ヴォーカルや楽器の輪郭がクリアになった感じがして John の歌い出しの息継ぎまで聴こえてきそう。とはいえ、それも同じ曲を古い CD と続けて聴き比べてやっと区別がつくくらい(KAZの耳と環境では、です)。今回の全曲セットの発売、KAZにとっては知らない曲はひとつもなく、すべて何十回、何百回と繰り返し聴いた馴染みのあるものばかり。それにもかかわらず発売日を数ヶ月前からずっと楽しみに待つというのは何がそうさせるのでしょうかね?購入後も、一気に聴いてしまうのはもったいないので、一日に1枚という制限を自ら設けてちびちびと聴き進んでいっています(まだ途半ば)。9年9月9日の発売日に購入しました。

KAZはすでにこれまで Beatles の音楽と共に数百時間を過ごしてきています。小学生の頃から Beatles を聴き始めて少しずつ所有する曲を増やしていきました。当初はレコードプレーヤを持っていなかったこともあってカセットテープで購入したり、高校生の頃は FM 放送での特集をエアチェック(若い人はこんな言葉を知らないかも。ラジオ放送を録音すること)したりで何年もかけてこつこつと彼らの曲を集めてきました。最終的に全曲のコレクションを完成させるには大学生の頃に友人が持っている Box Set CD を借りてカセットテープに録音させてもらうことまで待たなければなりませんでした。11歳頃からおよそ10年かかっています。その後社会人になってから、CD を少しずつ買い揃えていくのですがまだ完全ではありませんでした。そして今回の全曲そろった Box Set の購入で一気に完璧なコレクションとなりました(少しあっけないかも)。

リマスターに伴ってこれまでの(1987年に発売された) CD は廃盤となっていくようです。今回のリマスターではアレンジは加えていないというのが前提ですが、一部の曲ではヴォーカルがダブルトラックとなったり、これまでなかったハーモニカの短いフレーズが聴こえたりと若干の変更が加えられているのも確かです。この「若干」の変更がファンの間では賛否両論を呼んでいるようですが、どうでしょうかね。KAZはこれから初めて Beatles を聴こうとするならリマスター版からで問題ないとも思いますが、亡くなった John Lennon や George Harrison が知らないままの形でもあって、もしも彼らが聴いたら許さないかもしれないと思うとそのままの方がよかったような気もするし…。おそらくこれから100年先の22世紀にも歴史として語り継がれ生き残るはずの彼らの楽曲たち、今回のリマスター版がその最終形になるのでしょうね。

Image: The Beatles - Please Please Me  Image: The Beatles - With The Beatles  Image: The Beatles - A Hard Day's Night  Image: The Beatles - Beatles For Sale  Image: The Beatles - Help!  Image: The Beatles - Rubber Soul  Image: The Beatles - Revolver  Image: The Beatles - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band  Image: The Beatles - Magical Mystery Tour  Image: The Beatles - The Beatles  Image: The Beatles - Yellow Submarine  Image: The Beatles - Abbey Road  Image: The Beatles - Let It Be  Image: The Beatles - Past Masters

Amazon

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FRIENDS

Image: 長渕剛 - FRIENDS

MUSIC 長渕剛

2009年8月 CD を購入

日本出張のKAOに買ってきてもらいました。まだ2回ほど流して聴いただけです。KAZは長渕剛の曲はデビュー時の古いものも含めてほとんど持っています。彼の歌に励まされた(る)ことも多いんですけど、人物としてはちょっとズルさを感じるところがあって、どうも心底好きになることができないままでいます…残念ながら。

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Slumdog Millionaire

Image: Danny Boyle - Slumdog Millionaire

MOVIE 監督: Danny Boyle 2008年 イギリス

2009年6月 KAOが会社から借りてきた DVD を見た

インドの都市 Mumbai のスラム街で育った青年がテレビクイズ番組(ファイナルアンサー?の)「ミリオネア」で最高額の賞金を手にしそうになる。スラムの無学青年にそんな知識があるはずがないという理由で不正の容疑がかけられるが、警察の取調べで語る彼の生い立ち、そして番組に出演した本当の理由が明らかになっていく…というストーリー。作品賞、監督賞他いくつもの部門でアカデミー賞を受賞したインドが舞台のイギリスの映画です。インドの繁栄の陰にある貧困を垣間見ることのできる見ごたえのある作品だと思います。

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Night at the Museum Battle of Smithsonian

Image: Shawn Levy - Night at the Museum Battle of Smithsonian

MOVIE 監督: Shawn Levy 2009年 アメリカ

2009年5月 映画館で見た

2年前に見た Night at the Museum の続編を映画館で見ました。コメディはたいてい早口だし、言葉遊び的なところがあるので英語の苦手なKAZには理解が難しいことが多いのですが、ここのところはやっと少しずつ楽しめるようになってきたような気がしないでもないような今日この頃、かもしれなくもないかもしれません。

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GOEMON

Image: 紀里谷和明 - GOEMON

MOVIE 監督: 紀里谷和明 2009年

2009年5月 映画館で見た

熊本でのコウイチさんの結婚式が午後からだったので、同じホテルに前泊したノブクニといっしょに公開翌日の午前中に映画館で見ました。日本、もしくはその時代とは思えないセットや服装に「なんじゃこりゃ」と思って見てましたけどその奇抜さもこの映画(監督)の特徴のひとつみたいです。豊臣秀吉の知られざる策略という独特の歴史解釈もあり。

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Always Looking Up

Image: Michael J. Fox - Always Looking Up

BOOK Michael J. Fox

2009年4月 購入済み。これから読みます

Lucky Man の続編のようなもの、と思って購入しました。まだ最初の2ページしか読んでいないのでよくわかりません。明日から日本へ行くので持っていって読む予定です。

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No Country for Old Men

Image: Joel and Ethan Coen - No Country for Old Men

MOVIE 監督: Joel and Ethan Coen 2007年 アメリカ

2009年2月 KAOの会社から DVD を借りて見た

アカデミー賞作品賞を2007年に受賞している Coen 兄弟の作品。とKAOにいわれてもKAZはぜんぜんピンときませんでしたが、見始めてみるとなかなか引き込まれました。意外な幕切れ、こういうのはどうなのかな。ちょっと恐い作品かも。邦題は『ノーカントリー』。

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Resident Evil: Degeneration

Image: Makoto Kamiya - Resident Evil: Degeneration

MOVIE 監督: Makoto Kamiya 2008年 SONY

2009年1月 KAOの会社から DVD を借りて見た

KAOの会社C社の日本では『バイオハザード』として知られるゲームの映画版。フル CG です。いやー、最近の CG の技術はスゴイ!人間の肌の「キメ」まで表現されています。他にも風に髪の毛がなびいたり水中で泡を吹いたりと、ひと昔前までは機械的な処理は難しいとされていたことがみごとに表現されています。時には実写と区別がつかないような場面もあってびっくり。こういったことに驚いていることはすでに時代遅れなのかな。KAZはストーリーそのものよりもそんなことに感心しながら見ていました。

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